ルクラから歩き始める一般的なコース、ナムチェ、タンボチェ、ディンボチェを経由して、ナンガカールタング、ゴラクシップ、エベレストBC、カラパタール、チョラパス、ゴーキョリという五千メートル以上のポイントを回るコース。
ベシサハールからトチェ、コト、ツァーメ、ピサンを経由して、マナンを回るコースとポカラ、ナヤプール、 プンピル、ガンドロン、アンナプルナ内院、チョムロン、ナヤプール、ポカラを回るコース。
シャブルベシからリムチェ、キャンジン・ゴンバ、ランスライド、トゥローシャブル、シン・ゴンバ、ラウルビナヤク、ゴサイクンド、ラウルビナヤクを経由して、ドンチェを回るコース。
トレッキングに使用したの参考図書およびネパールで購入した地図
・地球の歩き方’13~’14ネパールとヒマラヤトレッキング
・NE521 Jiri to Everest Base Camp Trekking Map 1:50,000
・NA504 Around Annapurna Trekking Map 1:100,000
・NL511 Langtang Trekking Map 1:125,000
トレッキング中に気になったこと
・日本の図書とネパールの最新地図の標高表記が異なる。
・最新地図でもコースが明確でない箇所が多々ある。
・最新地図と現地案内看板の地点間の所要時間が合わない。
標高についてはどちらが正しいか不明である。ランタンの最新地図について言えば、現場踏査をしているかどうか疑問である。最近は航空写真を利用して地図を作成しているようで、山の位置等は精度は高いが、森林に覆われているコース、要するに航空写真で確認出来ないポイントは首を傾げることも多く、もし地図を購入する希望があるのであれば、その程度のものだと認識した上で購入していただきたい。日本の図書はトレッキングの行動計画に高度順応等も加味して記載されており、非常に余裕があり信頼できる。個人的に現地ガイドを雇用した場合でも同様の日程で行動しているようだ。また、出発前にグーグルマップ等の航空写真を確認しておくこともお勧めする。
参考までに私は61歳、男性で、2016年10月から12月まで、一人でトレッキングをしておりました。ガイド無しでしたが、常に他のグループと一緒に行動していたため、記載したコースタイムは、そのグループの力量に左右され、あまり参考にならない。また、多くの宿泊施設は1ルーム2ベットが基本であり、シーズン中、特に人気のあるポイント(ゴラクシップ、ゴーキョ、マナン、アンナプルナ内院等)ではルームシェアが基本となるので、注意して下さい。また、事前の予約が必要な場合もあるので、気楽に周りのネパール人に相談することをお勧めする。きっと優しく対応してくれることでしょう。最近はネパールでも無線LAN(WiFI)が普及し、トレッキング中でも通信連絡に不自由することはない。また、ほとんどのトレッキング関係者は携帯電話を保持している。